映像関係の仕事に就いていない人の「もう映像は趣味でしかやらない」理由の多くは学生時代に作った作品が終わってみるとあまりにも恥ずかしくてもうやりたくないとかですが、私には全く別の理由がありました。
正直映像を作っていた頃の自分は、ちっとも楽しくなかった、んです。他の人に言うと意外と思われるかもしれませんが、(なぜなら誰よりも映像に取り組んでいたから)でも、ある目標を達成する為だったんです。
その目標とは、世界大会で賞をとる事。そして、とれた。とれて嬉しかったというよりは、やっと終わるという想いだったと思います。終わるのは、死について考える日々が。
今になって思えば私が作ろうとしていたのは鎮魂歌だったんだと思います。今日、素敵な本を読んで、それは活き活きと悦びを目指す本でした。人を幸せにするためのものに向かう、それは私には大切なキーワードだと思います。
これからの人生、どうか自分の人生もこのようでありますように。
"人間は夢見る思いで一生の重大事を決定することが多い。仕事をはじめる動機は夢がよい。
だが、ここで慎重に考え込んでいると、機を逸して駄目になる。
思い切って果敢に行動することだ。
考えることの大切なことはその次にあらわれる。
慎重に、広く、深く仕事の当否を考え直す。
最後に、仕事の成否はただ祈るほかない。
仕事には「運」がある。
大切なことはこの順序である。
祈ることからはじめると科学的でなくなり、
行うことからはじめると現実に流され、
考えることからはじめると遂に行動しない恐れがあるからだ。
人間は夢見る思いで一生の重大事を決定することがよい。"

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